放射線治療の故郷

~備忘録!日常の診療でフッと思った疑問の解消に~

2019-09-25から1日間の記事一覧

11. 小児

11-1. ウィルムス腫瘍 11-3. 横紋筋肉腫 参考文献 小児腫瘍は、いずれもまれな腫瘍であり、晩期障害を避けるために細心の注意が必要である。たとえば、骨の成長障害を避けるために骨端線をはずすことや不妊を避けるために卵巣をブロック(外科と話し合ってあ…

10. 骨軟部腫瘍

10-1.骨腫瘍 10-2. 軟部腫瘍 10-3. 切除不能骨軟部腫瘍 参考文献 骨、筋肉、血管などの結合組織と呼ばれるものから発生した悪性腫瘍の総称である。骨軟部腫瘍には多様なものが含まれ、解剖学的にもさまざま、病理組織学的にもさまざまである。 年齢もすべて…

9. 皮膚癌

9-1. 皮膚悪性黒色腫 9-2. 基底細胞癌・有棘細胞癌(扁平上皮癌) 9-3. メルケル細胞癌 9-4. 血管肉腫 9-5. 乳房外ぺージェット病 参考文献 9-1. 皮膚悪性黒色腫 悪性度が高く、放射線感受性が低い腫瘍である。治療は広範切除術が主体で、切除断端を完全に陰…

8.緩和

8-1. 転移性脳腫瘍 8-2. 転移性骨腫瘍 8-3. 上大静脈症候群 8-4. 脊髄圧迫 参考文献 8-1. 転移性脳腫瘍 転移性脳腫瘍の予後予測は治療法を適切に選択する上で重要であり、RTOGの臨床試験の結果を集約したRecursive partitioning analysis(RPA)1)やGraded …

7. 血液・リンパ腫

7-1. 非ホジキンリンパ腫 7-2. ホジキンリンパ腫 参考文献 7-1. 非ホジキンリンパ腫 濾胞性リンパ腫、病期Ⅰ-Ⅱ期の第一選択は放射線治療である1~4)。大規模なデータベースからも放射線治療が他の治療に比較して無病生存率と生存率が高いことが示された5、6…

6. 婦人科癌

6-1. 子宮頸癌 6-2. 子宮体癌 6-3. 膣・外陰癌 参考文献 6-1. 子宮頸癌 RTOG90-01により放射線単独と比べてシスプラチン、5FU併用放射線治療による生存率の延長が報告された1、2)。 GOGからはシスプラチン、5FU併用放射線療法がヒドロキシウレア併用放射線…